グリーンインフラ②

2018/03/04(日) 日々のこと

麻 機 遊 水 地

 

前回、麻機遊水地のレポートで静岡市に一晩で508㎜という豪雨(七夕豪雨)により、巴川という川等が氾濫を起こして大洪水となったと話をさせていただきましたが、

その大きな理由として、とても緩やかな勾配の土地地形があります。そのため、雨が降ると海に流れるまでに時間がかかり、住宅内での大きな浸水被害となります。

 

治水事業として驚いたのは、七夕豪雨以降に学校(幼稚園から大学まで入れると50か所)・公園・自宅と大雨時に下流へ流れる水を減らすため、一時的に巴川の水を溜める施設が麻機や大内(地名)にあります。

自宅に関しては、雨水浸透ます設置・貯留タンク・不用浄化槽転用などすると補助金が出ます。

(皆さんの市町村でも助成金制度はあると思います。)

 

学校などの運動場に水を貯留するだけでなく雨の水が浸透する仕組みを作っていました。

一見知らない人が見るとビックリするとは思いますが、大雨が降ると雨が運動場にプールのようになり、とても大事な治水対策です。

 

こういったたくさんの治水事業により、巴川流域の水質は少しずつ改善されてきているようです。

 

 

基 住 に つ い て 

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