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縁側のある暮らし・・・ パッシブ設計で夏も冬も過ごしやすい快適なお家

基住の高規格分譲 和モダン☆シアワセノイエ

  縁側のある暮らし  

現代では少なくなりましたが一昔前には当たり前にあった縁側…
わずかなスペースですが、日本の四季を感じたり家族、お友達、ご近所さんが自然と集まってお喋りしたり…家の中とも外ともいえない曖昧な空間だからこそ居心地が良く安心感と開放感を同時に味わう事ができる縁側。そこには暮らしにも心にもゆとりを与えてくれる時間があります。晴れた日は、ひなたぼっこ…ゴロンとお昼寝したり…読書も…。外の心地よい風にあたりながら珈琲を飲んだり…ご飯を食べたり…夜空をみながらビールを飲んだり…冬は温かいお茶とみかん・・・縁側のある暮らし、きっと居心地のよいステキな空間になりますね。

 

 パッシブ設計 


 夏、冬ともに快適に過ごせるよう考えたお家です。

① 夏は庇の設置や軒を延長することにより夏の日射角度、約85度で開口部から入る日差しをカットします。断熱性能が高い壁、窓等により、壁、窓から入る直達日を遮る事で冷房費を削減します。

 冬は日射角度、約40度から入る日差しを開口部から取得させることにより、室内に熱を取得させます。また、外張り断熱と内充填断熱のダブル断熱と屋根断熱・基礎断熱で高断熱化をしているので、日中に溜めた熱を逃がさないようにして一日中、暖かく、暖房費を削減して快適な環境をつくります。


②1階部分に蓄熱空間を設けています。これは冬場の日射熱を縁側下部のコンクリートに蓄熱させて室内側に放出させる仕組みです。蓄熱計画で得られる熱容量445Wが一日に最高にとれる計算をしています。これは、600Wのコタツに匹敵してくるのではないかと考えています。とても快適空間になるのではと思います。

加えて、年間約2万円のコストがかかるコタツ代が、蓄熱空間がもたらすエネルギーで補われ、最初にかかるイニシャルコスト費用を6年以降からプラスに転じる計画でとても経済的です。


③中庭を利用した通風

中庭をつくる事で空間が生まれ光・風が取り込みやすいようになります。中庭からリビングの窓開口部へ風を呼び込むことで夏期の窓、壁から室内に入る日射熱を北側吹き抜け上部
にある排熱窓へ通気させ排気させます。そうする事で常に新鮮な空気と通風が行われ快適に過ごすことができます。

 


④ リビング上部窓による彩光

リビング南側の吹き抜け上部にある、中庭に面する開口部から光を取り入れる事ができます。


⑤ 断熱仕様

屋根通風構造の屋根断熱工法(屋根通気層30㎜、断熱材60㎜のフェノバボード+室内側にロックウール92㎜)、外断熱工法(フェノバボード45㎜)+内充填断熱ロックウール92㎜、基礎断熱工法(ポーチ部分にも断熱ができている。)をすることにより熱損失を軽減させることができます。また、カウンターアローファンという室内空気循環器をしようして、冬場は小屋裏に溜まる暖かい空気を床下に循環させて室内の温度差をできるだけ少なくします。また、基礎内のコンクリートができてから1年~2年にかけて出す発露水を基礎内に貯めないようにして、カビの発生や結露をしない環境をできるだけつくらないようにしています。


⑥蓄熱空間にある障子を設置する事で気積を減らすことで省エネルギーを計画しております。


⑦玄関を12分の1勾配のバリアフリーにしているので車椅子でも通れるようにしております。 


⑧外壁材は黒色の金属サイディングを北面、西面側に使用することにより、少ない光による熱を吸収することによって壁内の通気層温度を上昇させます。このことにより通気層内の空気を循環させて壁内から出る水蒸気を放出させることを助長させます。

南面、東面は外壁材による温度上昇を抑制させるために白色の塗り壁を施工します。


⑨窓はYKKのAPW330の表面結露もしにくい、断熱性能が高い商品を使用しております。

南側の窓はLOW-e断熱ガラスにすることにより冬の日射熱を取得しやすくします。

東西北面の窓はLOW-e遮熱ガラスにすることにより夏の日射熱を遮りやすくします