お引き渡し後 

2021/10/06(水) 家創りのこと

お引き渡し後  2021年10月6日

 

先日、昨年にお引き渡しをさせていただいたお客様のお家にご訪問させていただきました。

内容は、玄関土間にタイルを施工しているのですが、玄関上がり框の下端部分とタイルの立ち上がり部分との取り合いのところでタイルの目地材が剥がれるということがありました。

あまりないケースで私も初めての経験でした。

原因は、玄関上がり框は木材でタイルは石板、目地材は石板に相性の良いセメントを使用していて、木材とは相性が悪いため接着が悪くて剥がれたという事でした。

お客様は、タイルが外れてくるのではと心配して連絡を下さいました。

 

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職人さん同行のもと、お客様にはタイルとタイルの目地材が剥がれているのではないので、「タイルが外れてくることはありません。」とお伝えし

職人さんに手直しをしていただきました。

今回使用するのは変性用シリコンです。正直、石板にはあまり相性は良いとは言えませんが、木材には相性ピッタリです。

お客様には「剥がれる可能性は少しあります。」という了承をいただき施工させていただきました。

職人さんにも伺ったところ、目地材はセメントで行いますが、木材との取り合いは状況に応じて使い分けしているとの事でした。

また、タイルからの立ち上がりの高さが低いため鏡で見ながらの施工でした。とても難易度が高い施工でびっくりしました。

そして、無事に作業は終わりました。

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