窓の性能

  サッシAPW採用比率部門 尼崎第一位 基住獲得   2018年12月6日

 今日は張り切って、立て続けに2つもブログを作成しました。

 先日、弊社の村上より『アルミサッシ大手会社のYKKのショールームに行き、弊社も使用しているAPWという樹脂サッシの性能が体験できる施設ができたので行きませんか?』と言われ何年かぶりにYKKのショールーム行ってきました。

 かなり軽いノリで行ったところ、なんとサッシAPW採用比率部門で尼崎第一位という事で賞をいただきました。過去にかなりの棟数を建てさせていただいている時には

賞をいただいたりしましたが、最近は久しくそういった事もなかったのでとても嬉しいサプライズとなりました。

 

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高性能樹脂窓について少し説明させていただくと、

サッシにはアルミサッシ・アルミ樹脂複合サッシ・樹脂サッシ・木サッシ4つ程あります。この中で一番熱を伝えやすいサッシはアルミサッシです。そして、アルミサッシの1000倍熱を伝えにくいのが樹脂サッシや木サッシです。アルミと樹脂サッシはこうまで性能に歴然の差があります。(因みに木サッシは樹脂サッシと同性能ですが、木サッシは変形と割れの懸念があり、変形、割れに対応した商品である事と、あまり流通していないため、樹脂よりも圧倒的に価格が高くなっております。)

 

身近なところで言うと鍋の蓋を思い出してください。火で熱せられた鍋のアルミ部分は手で触れませんが、鍋蓋は樹脂となっており、熱せられた鍋蓋でも取手部分の樹脂には手で触れる事ができます。

 

弊社ではパッシブ設計を行っており、一年間の太陽高度をシミュレーションしており、日射取得を計算して窓の設置場所、窓の大きさなどを考えております。また、温暖化防止の観点や、快適空間をつくるため『UA値』 性能を数値で確認できる事や、家全体で熱エネルギーの損失が低いお家を目指してつくっております。

 

屋根・壁・基礎、その中で一番に熱が損失するのが、窓です。

 

もちろん窓の性能→熱損失が低いもの(業界用語では窓の熱貫流率)、要は部屋の冷暖房の熱を逃がしにくい窓を採用しております。

長くなりましたが、その代表的な窓商品がオール樹脂のAPW330です。

パッシブ設計にはこの商品以上の性能でないと夏涼しく、冬暖かいお家の実現は不可能です。

購入されるお客様は、必ず窓の性能は確認して下さい。

 

そのあと、いろんな商品などをご説明いただき、お食事までさせていただきました。

YKKさん、いろいろとありがとうございました。

 ちなみに今後は、APW330というサッシを標準にしておりますが、YKKさんの商品で一番性能の高いAPW430という3枚ガラスのトリプルガラスを採用検討したいと思っています。

日本と気候状況が違うという事はありますが、ドイツやヨーロッパではトリプルガラスが標準です。

 

もう一度言いますが、住宅の熱損失を大きく改善するには窓の断熱性能と気密性能が肝心です。

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