パワゴラ 藤の花

2020/11/18(水) 日々のこと

事務所 パーゴラ新設と水はけ改善

 

こんにちは。久しぶりにブログを作りました。

最近は、お客様の対応をさせて頂いていて日々忙しく楽しく過ごしております。

10年以上ぶりにお客様の対応を始めさせていただきました。コロナ禍をきっかけに、お問い合わせが増え、通常ならば仲介業者、協力業者さんに対応してもらっていたのですが、仲介業者さん協力業者さんも自粛していて対応してもらえず、弊社で対応させていただく事になりました。特に注文建築のお客様が増え、ダイレクトに、お客さまが何に興味を持たれていて、どこに不安を感じておられるのかを聴くことができ、今となっては、コロナ禍に感謝をしております。

 さて、今回はグリーンインフラでも重要な役割のあるパーゴラをご紹介します。

私が幼い頃から、割と大きな公園などで休憩スペースのベンチ上部にパーゴラがありました。学校の校庭にもあったような・・・

私は、夏場になると藤の木の葉から毛虫が落ちてくるといった思い出はありますが、藤の木が夏場の日射遮蔽を行っていたり、冬場は落葉樹のため日差しも得られる。まさにパッシブ設計、そしてヒートアイランド現象を防ぐ微気象緩和効果のグリーンインフラということは全く当時は知りませんでした・・・。

 今回、弊社事務所にもバイクスペース、駐輪場スペースにパーゴラをつくる事にしました。

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そして、パーゴラ周りに2本の藤の木、目隠し代わりにレッドロビンの植栽も植えました。

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また、今回計画したパーゴラの場所は雨が降るとその周りに降った雨水の集まってくる場所でしたので、その雨水をそのまま集水して植樹した藤の木、植栽に流れ込むように高低差を使って設計しました。

また、雨水の流れが見えるようにも外構で表現をしました。

 合わせて、パーゴラ横の木の水位が高いため、水はけが悪く根腐れしていた部分に透水管を設けて地中に溜まった雨水が透水管を通して水はけの改善工事も行いました。

 少し遠い先ですが、植樹された藤の木が伸びてきれいな藤の花を咲かせる5年後ぐらいが楽しみです。