ドイツ視察 

2020/07/16(木) 日々のこと

ドイツ視察 

 

こんにちは、藤本です。

コロナの第2派が流行しそうな雰囲気がありますが、マスクをつけるのも慣れてきた半面、前回のような自粛生活は耐えられないなと思う今日この頃です。

 

コロナ禍の自粛で時間ができたので会社の書類整理などを行っていたところ、2015年にドイツ建築の勉強で訪問した時の資料が出てきましたので少し感じたことなどを書かせていただきます。

 

ドイツのミュンヘン空港から車で南下し、国境を越えオーストリアのウイーンまで行きました。

ミュンヘンの大都市も訪れましたが、ほとんど田舎にいた事もありますが、ドイツ・オーストリアの建物は自然の中に住宅があり、生活の中に自然がありました。

 

太陽光発電ひとつとっても、儲かるから太陽光発電を行うとか、電気代が高いから省エネをという考え方でないと思います。

私も含めて日本は経済優先に考え、経済効果になるなら正当化され、何でも取り入れ、取り組んできたのではないかと気づかされました。

(当然ドイツも太陽光発電を事業として行っている方もおられますが、家庭では家族が使う分だけの電気を発電させるという考えで行っている家庭が多いように感じました。)

 そして、家づくりはエネルギーのことも考えて、新築住宅を建てる時にお金をしっかりかけて、70年100年の持続可能な家をつくる。

当然、長期的な計画なのでメンテナンス計画も最初から考えられている。日本にはない具体例として、ドイツなどでは窓・掃き出し窓すべてが取り換えられるようになっています。

 

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30年ぐらいのスパンや、また、最新の窓や国の省エネ基準が高くなるタイミングなどで外壁塗装などの改修工事と一緒に窓をすべて外して取替します。

この発想は日本にはありません。ドイツでは50年100年が経過したお家でも暖かいお家があるのはこういったところにあります。

 

ドイツ訪問中、私は疲れが出たのか熱が出て2日間、日本でいう民宿のような50年以上経過した宿泊先で休憩しました。

 

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50年以上経過したドイツの断熱性能の高さと更新された窓などの断熱性の高さ、オイルヒーターのゆっくりと暖かいコラボレーションが風邪を引いた私の体を暖かく癒してくれました。

今回はここまでにしておきます。

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